「令和５年度里親制度推進フォーラム」開催しました

１２月１７日に安部友裕さんをお招きし、里親制度推進フォーラム「広げよう、子どもの居場所　広島東洋カープOB安部友裕さんとのトークショー」を開催しました。

前半のプログラムでは広島県県庁職員と児童養護施設の職員と共に、実の家庭で生活のできない子どもが広島県にどれだけいるのか、里親委託の現状や里親家庭や施設の役割など安部さんに知っていただく内容でした。たくさんの人に広く「里親制度」を知ってもらうことによって、地域で生活している里親家庭の支えになります。また少しでも多くの人が里親に登録していただくことによって、子どものニーズに合った里親家庭をマッチングすることができます。

後半のプログラムは、安部さんと共に実際に里親として活躍している東広島里親サークルの３人の里親さんと「子どもの居場所」について熱く語り合いました。里親といってもさまざまなカタチがあります。子どもが実の家庭に帰るまで、又は自立するまで預かる養育里親、子どもを自分の戸籍に入れる養子縁組を前提に預かる養子縁組里親、施設で生活している子どもをお盆、お正月、週末に預かる週末里親、親族が育てる親族里親や障害を持った子どもや非行などの課題を抱える子どもを養育する専門里親もあります。３人の里親さんもそれぞれ子どものニーズに沿った形の活躍されており、子育てのやりがいや苦労話など里親養育の日常を語っていただきました。３人の里親さんは日々の養育に向き合いながら、東広島里親サークルとして里親制度の普及活動や里親さん同士の憩いの場のサロンなど様々な活動もされています。

広島東洋カープからスラィリーも応援に駆けつけてくれました。安部友裕さんとスラィリーも子ども達と里親さんの応援団となってくれて、とても心強いです。

アンケートより、「里親制度の仕組みが分かってよかった」「実際に子どもを養育されている里親さんの話が聞けてよかった」「里親さんの話に感動した」などたくさんの嬉しい声をいただきました。

ひとりでも多くの人に里親制度を知ってもらい、子ども達の幸せのために取り組んでいきたいと思います。