里親希望の方へ
約45,000人。現在日本で、虐待や病気などさまざまな事情により家族と離れて暮らしているこどもの数です。そうしたこどもたちを家庭で一定の期間、預かり養育するためにあるのが「里親制度」です。
里親制度の目的は、こどもの福祉です。
こどもにとって、信頼できる大人との関わりはとても重要です。こどもの成長を支えるために、里親は大事な存在なのです。
里親になるのに特別な資格は必要ありません。まずは知るところから始めてみませんか?
広島県の里親支援
広島県では、より丁寧で円滑な里親支援のため、西部・東部・北部・広島市の4つの相談窓口を設置しています。
それぞれの相談窓口では、里親の登録だけではなく、研修や里親になった後のサポートまで、様々な活動をおこなっています。
里親制度について知りたい方や、里親になりたい方はお近くの相談窓口までお気軽にお問い合わせください。
研修について
里親になるためには、児童福祉法により研修の受講が義務付けられています。研修は段階ごとに「基礎研修」「登録前研修」があり、里親登録後も5年ごとの「更新研修」があります。
養育技術の向上はもちろん、これから里親として養育していく中で生まれる心配事や悩み事に適切に対処するためにも、里親制度や養育の基本を学ぶことが大切です。